WordPressのブログ記事を引っ越す方法|SEOの評価を落とさず簡単にできる手順を解説

ブログを運営していると

  • テーマ別にブログを分けたいな…
  • ドメイン名を変えたいな…

なんて思う事も出てきます。

私も最初は1つのブログで複数の異なるジャンルの発信をしてきましたが、読者さんにとって分かりやすいブログを作るために、それぞれジャンル別にブログを分けることにしました。

今回はそのブログ記事引越しの経緯をまとめました!

YUIKO

ブログ記事の引越しによってSEOの評価がどうなるのか?についても追跡調査をしていきたいと思います!

目次

サイト引越しで準備すること

事前に以下の作業を終わらせておくと引っ越し作業がとてもスムーズです!

引越し先のブログを立ち上げておく

引越し作業をする前に、あらかじめ引越し先となる新しいサイトを立ち上げておく必要があります。

  • ドメイン取得
  • ワードプレスインストール
  • 初期設定(パーマリンクなど)
  • テーマインストール

これらの作業は引っ越し作業前に終わらせておきましょう。

プラグインのインストール

現在運営しているブログ(以後旧ブログとします)と引越し先のブログ(以後新ブログとします)それぞれに必要なプラグインをインストールしておきます。

  • DeMomentSomTres Export:新旧両方のブログにインストールする
  • 301 Redirects:旧ブログにインストールする
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『DeMomentSomTres Export』は記事の移動に必要で、『301 Redirects』はグーグルに記事の引越しをお知らせするために必要です

プラグインをインストールしたら有効化もお忘れなく^^

旧ブログで引っ越しさせたい記事を1つのカテゴリーにまとめておく

この作業は旧ブログ全ての記事を引越しさせたい場合は不要です。

反対に全ての記事ではなく一部の記事だけを引っ越したい場合、「引っ越し」など自分がわかるカテゴリーを作り、そこに引っ越しさせたい記事をまとめておきましょう!

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引っ越し作業時に、対象となる記事を選択する手間が省けます。

WordPressのブログ記事引越しの流れ

それでは作業全体の流れを見ていきます!

  1. 旧ブログで引越ししたい記事をエクスポート
  2. 旧ブログの記事を新ブログへインポート
  3. 旧ブログでリダイレクト処理をする
  4. 旧ブログで引越しさせた記事と画像を削除する
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文字だけ見ると難しそうに感じるかもしれませんが、プラグインを使って簡単に作業が進められるのでご安心ください

続けて作業の詳細を解説していきます。

1. 旧ブログで引越ししたい記事をエクスポート

旧ブログの管理画面(ダッシュボード)で【ツール】→【DeMomentSomTres Export】をクリック。

エクスポートする内容を選択】で新ブログへ引越しさせたい記事を絞り込みます。

準備の段階で引っ越しさせたい記事を1つのカテゴリーにまとめている方は【投稿】にチェックを入れて、引越したい記事をまとめたカテゴリーを選択したらOKです。

非公開や下書きの状態の記事もそのまま引っ越し可能です(新ブログでもでも非公開や下書きのままとなります)

【Choose if content is paged】は、ページ分割した記事がある場合にその設定を引き継ぐかどうかの確認です。ほとんどの方はデフォルトの【Without Pagination】にチェックを入れたままで大丈夫です。

引っ越しする記事の選択ができたら【エクスポートファイルをダウンロード】をクリック。

XMLファイルがダウンロードされるので、そのファイルの格納場所だけ確認しておいてください。

補足:引っ越し作業が初めての方へ

いきなり全ての記事を引っ越すのではなく、試しに1〜3記事程度で引っ越し作業全体の流れを試してみる方が安心なのでおすすめです。

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『引っ越しテスト』のようなカテゴリーを別に設けても良いですね

2. 旧ブログの記事を新ブログへインポート

続いて、(1)でエクスポートしたファイルを新ブログへインポートしていきます。

新ブログの管理画面(ダッシュボード)で【ツール】→【インポート】をクリック。

WordPress】の下にある【今すぐインストール】をクリック→画面が変わったら【インポータの実行】をクリックします。

ファイルを選択】をクリックして(1)でダウンロード(エクスポート)したファイルを選択してください。

ファイルをアップロードしてインポート】をクリック。

画面が変わったらユーザーの割り当てを選択し(1人で運営しているなら通常は表示されるアカウントは1つです)添付ファイルをダウンロードしてインポートする】をチェック。

このチェックをつけることでアイキャッチや記事に使用した画像も一緒に引っ越すことができます

画面が切り替わったらひとまず引っ越し作業が完了です!

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新サイトで引っ越しした記事がきちんと表示されているか、数記事確認しておいてください。

記事の中に内部リンクがある場合、内部リンクのURLは変換されていません。この後のリダイレクト作業の後、内部リンクのURLも確認し、必要な場合は手作業で修正してください。

3.旧ブログでリダイレクト処理をする

旧サイトの記事には引っ越し後もアクセスがある可能性があります。

旧サイトのアクセスを自動的に新サイトへ転送してもらう設定をしておくと安心ですね!

そのために使用するプラグインが「301 Redirects」です。

この作業をすることで旧ブログ記事でのSEO評価も引き継がれるとも言われています。忘れずに行いましょう!

注意
この作業を行わずに旧ブログの記事を放置しているとGoogleから「コピーコンテンツ」と判断されてペナルティを受ける可能性があります。必ず早い段階でリダイレクト処理を完了させてください。

リダイレクトできるプラグインは複数ありますが今回ご紹介する「301 Redirects」がシンプルで使いやすかったので今回はこちらのプラグインで解説します。

リダイレクト作業の流れ

旧ブログのダッシュボードで【設定】→【301 Redirects】をクリック。

入力欄は4つあります。

  • Name:任意
  • Section:任意
  • Old URL:必須
  • New URL:必須

『Old URL』に旧ブログの記事URLを、『New URL』に新ブログの記事URLを入力するのが基本的な作業です。

『+ Add a New Redirect Rule』をクリックして記事1つ1つにリダイレクトを設定していきます。

1記事ずつ行うため、はっきり言って面倒な作業ですが…これをやらないとアクセスの機会損失やGoogleからのペナルティなどデメリットが生じる可能性が大きいので、頑張りましょう!!

Save All】をクリックするとリダイレクト処理が完了です!

ここまでの作業が終わったら、試しに旧ブログの記事URLにアクセスしてみてください。

旧ブログのURLをクリックして、自動的に新ブログの記事が表示されたら成功です!

4. 旧ブログで引越しさせた記事と画像を削除する

引っ越し作業が終わり、リダイレクトの確認までできたら、旧ブログで引っ越し済みの記事や画像は削除もしくは下書き非公開にしておきます。

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これで無事引っ越し作業が完了です!おつかれさまでした〜!!

余裕があればサーチコンソールにインデックス登録をリクエストしておくと放置しておくよりも早くインデックスされる可能性があります。

WordPressブログ記事引っ越しのまとめ

今回はプラグインを使用してブログ記事を引っ越しする流れを解説しました!

記事が増えてくるとその分引っ越し作業も大変になりますので、ブログ運営の方向性や戦略が固まり、サイト引っ越しが必要と思われた場合は早めに対処しておくと良いですね!

今後SEOにどのように影響するのか、良い点も悪い点も含めてレポしていきます!

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  • 引っ越しするかどうか迷う…
  • サイトの方向性で悩む…

という場合にもお気軽にご活用くださいね^^

今後のゴールや目標を伺った上でのご提案ができるかと思います。

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